浜名湖のり養殖の始まり
(1)文政3年(1820年)ごろから始まり、同6年 中泉代官所から許可された。
(2)元祖は信州諏訪郡新井村森田屋彦之丞と彦之丞のもとに居た大森三次郎。
(3)舞阪宿角屋甚太郎方に止宿の折、石垣に海苔の付いているのを見付け、試みに養殖を思いつき、村役人の許可を得、実施したところ、海苔がうまく付き、風味がよかった
(4)彦之丞享年57才。諏訪郡湖南村の善光寺に葬られる。
(5)1887年ごろ、舞阪の海苔業者は彦之丞の遺徳を偲び、分骨を行い、指月院に供養碑を建立→廃寺に伴い宝珠院に移し替え、1925年に現在の慰霊碑が建てられた。
(6)1935年「森田屋海苔粗神」の神札を配布し、供養祭を行うようになった。
(7)1967年から全国海苔貝類漁業協同組合連合会が定めた海苔の日(2月6日)に海苔供養祭を行うようになった。
浜名湖のり養殖の現状
浜名湖のり生産量と経営体数の推移
